おしゃれは理論で学ぶ!内面も外面も輝くファッションロジック(R)アドバイス パーソナルスタイリスト 土居コウタロウオフィシャルブログ

兄貴の今の幸せがあるのはこの数ヶ月の学びのおかげではない、三年間続けてきた兄貴の
 




パーソナルスタイリスト土居コウタロウ




「私はずっと、太一くんのこと、いい方だと思ってました。


  彼が、学校でいじめられてる同級生をかばっていたのも、
  近所のお年寄りを助けていたのも、ずっと見てきたんです。


  再会したとき、私にはこの人が必要だとわかりました。

  太一くんの彼女になることができて、本当に幸せです」






弟の俺から見ても、二人は全く違和感がなかった。

兄貴と百合子さんはとてもお似合いのカップルだった。






俺は思った。

百合子さんの隣に居てもおかしくないぐらい、
兄貴の男っぷりが上がったのは、間違いなく「おしゃれスクール」のおかげだ。


だが兄貴の今の幸せがもたらされたのは、たった数か月の学びのおかげではない。

三十年間続けてきた兄貴の誠意ある生き方を、見ている人はちゃんと見ていたのだ。



そして「おしゃれスクール」という小さなきっかけが、
兄貴の幸せへと繋がるボタンのスイッチを、最終的に押したのだろう。






兄貴には自覚が無かったのかもしれないが、
兄貴の中の深い何かは知っていたのかもしれない。


この時期に、百合子さんという素晴らしい彼女ができることを。




きっと兄貴は身も心もかっこよくなって、百合子さんを抱きしめたかったんだ。


そうか、だから兄貴はあの時、いささか強引に見えるほどの勢いで、
おしゃれスクールに行きたがったんだな。



良かったな、兄貴…。






俺の胸に感動が押し寄せてきた。それと同時に、自分の心のどこかに、
ぽっかりと穴が空いたのも感じていた。



今こそはっきりと認めることができた。俺は、兄貴に負けたと…。



今まで、一度だって負けたことなどないと思っていた兄貴。

傲慢にも、俺が心のどこかでバカにし続けてきた兄貴に、
俺はずっと前から完全に負けていたのだ。





その夜、俺は自分の部屋で泣いた。

敗北感とみじめさが涙になって溢れ、俺は歯をくいしばった。



だが感情の波が静まった後、ようやく覚悟を決めることが出来た。

俺もそろそろ、自分に向き合わなければならない時が来たのかもしれない。






パーソナルスタイリスト土居コウタロウ



俺は、変わることができるのだろうか?


9話に続く

| 「おしゃれスクール物語」 | 16:52 | comments(0) | - |









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